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高脂血症治療薬販売
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LDLコレステロール(LDL-C)値140mg/dL以上、トリグリセリド(TＧ)値150mg/dL以上，HDLコレステロール(HDL-C)値40mg/dL未満を脂質異常症とよび，虚血性心疾患などの動脈硬化性疾患のリスクである。増加するリポ蛋白の種類に応じてⅠ型からⅤ型に分類される。原因疾患の有無により原発性と続発性に大別される。頻度的には、LDL-Cのみが増加するⅡa型、TGだけが軽度に増加するⅣ型、両者が増加するⅡb型がほとんどである。
Ⅱa型かⅡb型を呈する原発性脂質異常症の代表疾患に家族性高コレステロール血症(FH)がある。常染色体優性の遺伝形式に準じる家族歴、若年性の虚血性心疾患、腱・結節性黄色腫を伴う場合が多い。Ⅲ型脂質異常症はIDLの増加が特徴で、アポE2/2保有者に発症する。続発性の発症リスク因子として、糖尿病・肥満・腎疾患・アルコール・薬剤(副腎皮質ステロイドや低用量経口避妊薬)・甲状腺機能低下症が多い。
動脈硬化性疾患の発症リスクに応じて、治療目標値が設定されている。最初に食事・運動療法などによる生活習慣改善を指導し、治療目標値に到達しない場合に薬物療法を選択する
高脂血症治療薬の純正薬やジェネリック医薬品の製品情報
リピトール / LIPITOR
高脂質症治療薬として高コレステロール血症（高脂血症）の方向けのお薬です。リピトールは コレステロール生合成系の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を選択的に阻害し、肝臓でのコレステロールの生成を抑えます。肝臓内のコレステロール値を減らし、血中のリポ蛋白を肝臓内へ取り込みんで代謝を促します。血中の中性脂肪の低下作用も認められています。血中コレステロール値が高いことにより動脈硬化の危険性が増します。動脈硬化の人は心筋梗塞や脳梗塞がおきやすいとされ、コレステロールを抑えることにより予防効果があるものと期待されて臨床試験が進んでいます。従来のコレステロール低下剤より服用後の心血管疾患の起こるリスクが少ないとされています。
